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TP(総蛋白)

血清中の総蛋白の値から、肝臓・腎臓の機能を診ます。

 TP:総蛋白 単位:g/dl

基準外(異常)

低値

重度基準外

中度基準外

6.0

軽度基準外

6.5

6.5

基準値(正常)

6.5

8.0

基準外(異常)

高値

軽度基準外

8.0

8.5

重度基準外

中度基準外

8.5

総蛋白は、血清中の蛋白の総称であり、主成分はアルブミンとグロブリンです。

蛋白は、肝臓で合成され、腎臓でのろ過が十分に行われないと、低下します。

中度基準外になると、主にグロブリンの増加による高タンパク血症か、アルブミンの減少による低タンパク血症となります。

 検査で判ること

肝臓で合成され、腎臓でろ過されるタンパク質の値を調べることで、肝臓や腎臓の機能が判ります。

 疑われる疾患

高値

悪性腫瘍、多発性骨髄症、肝硬変、慢性肝炎、脱水症、高タンパク血症

低値

ネフローゼ症候群、肝障害、浮腫、栄養不良、低タンパク症

 参考

グロブリンは下記の四つに分画できます。

α-1グロブリン

基準値外の時には、肝障害や感染症、心筋梗塞、がんの疑いがあります。

α-2グロブリン

同じくネフローゼ症候群、肝障害、感染症、心筋梗塞、がんの疑いがあります。

β-グロブリン

同じく腎不全の疑いがあります。

γ-グロブリン

同じく肝障害、感染症、がんの疑いがあります。